こんにちは 泉北藤井病院 栄養科です
9月16日は敬老の日ということで、いつもは赤飯や天ぷらなど
お祝いの意味を込めた献立を実施していますが、
担当調理師から患者様が食べたいものをとの気持ちから
かねてから希望をいただいていた「お寿司」を提供することになりました。
献立は
「にぎり寿司」「うどん」「白菜の煮びたし」「練りきり」です
病院食であり、食品衛生上、生の魚をそのままお出しするのは食中毒リスクがあるため
火の通った具材で3種(うなぎ、卵、えび)のにぎりずしを提供しました。
せっかくのお寿司なので、普段お粥の方へは聞き取りしながらお寿司の変更をしたり
嚥下は問題ないけど、食べやすさから一口大へカットしている方も、可能な方はできるだけそのまま食べていただけるよう病棟とも相談しながら、たくさんの方に
お寿司を食べていただけるようにしました。
結果、みなさんに大変喜んで食べていただきました。3貫だと少ないかなと思いましたが、うどんもあることから丁度良かったようです。
嚥下機能が低下されている方でお寿司などが食べられない方には
かぶら蒸しのソフト食を提供しました。
当たり前のように食べられるお寿司でも、入院患者様はそうはいきません。
行事食を提供していて普段から思うのですが、豪華さよりも普段食べていたもので
病院で食べれないもの、出てこないものが一番喜んでいただいているように思えます。
また機会があれば提供したいと思います。