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メッセージ性

こんにちは!

良秀会 経営企画室です。

 

朝、出勤してデスクを見ると、オシャレなお菓子のおすそ分けが!

聞けば、我が経営企画室のDX部長の出張土産とか。

さすが、黄昏時に窓から遠くを眺めているようなチャラい人ロマンチストは違いますな。

 

しかし、パッケージをよく見ると――

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YUKIZURI・・・行きずり・・・?

 

すいません、「雪吊り」でした。

和洋折衷のステキなお菓子。もちろん味も最高です。

YUKIZURI|商品のご案内|金沢スイーツで「おもてなし」 【辻口博啓】 ル ミュゼ ドゥ アッシュ/LE MUSEE DE H

持ってきたのが夕焼け部長でなかったら、また印象が違ったのかもしれません。

 

パッケージというのは商品の顔ですから、商品化に至るまでには様々試行錯誤があったことと推察します。

一般的には観光地のお土産をそれほど時間をかけて選ぶ人は少ないと思います。電車に乗る前の数分で、パッと目についたものを買うのではないでしょうか。

その場合、選ばれるファクターは ①売り場で目を引く ②ご当地らしさがある ③価格が適切 ぐらいでしょうか。もらう側は②③あたりしか気にしませんが、実は外装パッケージは①の意味でものすごく重要です。

 

YUKIZURI のパッケージは、高級和菓子を彷彿とさせる非常に上品な外装です。個包装は中身のお菓子に合わせた洋菓子風になっています。お菓子のコンセプトが加賀百万石の伝統とフランス菓子の融合ですから、パッケージにも和洋折衷の意外性が必要というわけです。

 

部長クラスの目に止まったという意味では上品なパッケージは成功と言えますが、上記の理由で個包装を洋風にすると、「雪吊」ではなく「YUKIZURI」になってしまう・・・ジレンマですね・・・

 

まあ、部長の目に止まったのは売り子の加賀美人かもしれませんが。

 

それはさておき、病院のポスターや広告は字ばかりで読みづらく、アピール力はいまひとつだと個人的には思っています。どんな力作だろうが芸術的作品だろうが、相手にメッセージが伝わらなければ広告価値はゼロです。

たかがポスター、されどポスター。

目を引き、読む気になっていただき、理解していただき、読み終わった後も当法人に対する利用者様のなんとなくの期待を裏切らない、そんな掲示物を目指したいと思います。


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