こんにちは 泉北藤井病院 栄養科です
3月度ご当地メニューを実施しました。
3月は埼玉県です
今回の献立は「ゼリーフライ」「ねぎぬた」「すみつかれ」です
まずは「ゼリーフライ」
名前を聞いてゼリーのフライ？？とまさかなそんな料理が？？？と思った方もおられる
かもしれません。そうですゼリーを揚げたもの・・ではありません。
小判型の形から「銭型のフライ」と呼ばれていたのがいつの間にか「ゼリーフライ」と
呼ばれるようになったと言われています。
この何とも不思議な名前の料理。どのような物かというと簡単に言うとおからのコロッケです。おからとじゃがいもをベースにしたコロッケの様な物がソースで味付けされて
います。ウスターソースにくぐらせているため、少々食塩摂取量は高めとなりますが
それがちょうどおからのパサパサ感をしっとりさせておいしかったです。
次に「ねぎぬた」
今回使用した物は普通の白ネギではありますが、埼玉県といえばネギの生産量が
全国2位。特に深谷市の「深谷ネギ」は有名です。本来白みそで作られることが多い
「ぬた」ですが調理師のアレンジで赤みそで仕上げました。どうしても白みそより
赤みその方が食塩の量が多い為、少し見た目は辛く見えますが、酢を加えることで
食塩量を調整し、さっぱりとした味になります。
最後に「すみつかれ」
「すみつかれ」とは大根を粗くおろしたものに大豆や野菜、油揚げなどを入れて煮た
料理です。栃木県や茨城県、千葉県などでも似たような名前で作られており関東地方で
広く作られている料理です。
