こんにちは 泉北藤井病院 栄養科です
11月度ご当地メニューを実施しました
11月は群馬県です。
今回の献立は
「おっきりこみ」「花いんげんの甘煮」「白和え」「ストロベリームース」
を作りました。
その中で「おっきりこみ」と「花いんげん」に関してご紹介させていただきます。
まずは「おっきりこみ」
群馬県は日本でも有数の小麦の生産地で、特有の粉食文化を発展させています。
郷土料理も小麦を使用したものが多く、この「おっきりこみ」もその一つ。
小麦で作った幅広麺を野菜やきのこなどとともに煮込む麺料理で
麺を下茹でせず、そのまま煮込むのが特徴です。
担当調理師が頑張って手作りで麺を作ったのですが、ここでハプニング!!
本来のやり方でそのまま煮込むと、あまりにどろどろとなってしまったので
途中から下茹でしてすることに変更。無事においしく提供できました。
ご家庭で試される場合は、麺の量を少な目にして入れるか、あらかじめ下茹で
してから入れる方がいいかもしれません。
次に「花いんげん」
標高1000m付近で育つ大きな実のいんげん豆で、群馬県北西部に位置する吾妻郡
(あがつまぐん)では特産品となっています。
吾妻郡と聞いてもわからないかもしれませんが、吾妻郡の中にはキャベツで有名な
嬬恋村(つまごいむら)があります。
「花いんげん」は今回の料理と同じく煮豆にして食べるのが一般的です。
食感や味は白いんげん豆とほぼ変わらない感じで、栄養面ではカリウムや食物繊維が
豊富です。透析食の方はカリウム制限がありますが、問題ない範囲で使用しております。今回は白と赤(紅花)を混ぜて使用し提供しました。
次は12月