こんにちは 泉北藤井病院 栄養科です
１１月度ご当地メニューを実施しました
１１月は滋賀県です
今回の献立は「じゅんじゅん」「伊吹そば」「えび豆」です。
この中で「じゅんじゅん」と「えび豆」に関してご紹介します。
まずは「じゅんじゅん」
全く名前からは想像つかないこの料理。
牛肉や鶏肉や魚などをすき焼き風に味付けした鍋料理で、正月やお盆などハレの日に
食べられています。
「じゅんじゅん」という名称は、具材を鍋で煮る際に出る音が「じゅんじゅん」と聞こえることからつけられたと言われています。
滋賀県であることから、牛肉は近江牛、魚は琵琶湖固有種のハゼの一種で体長は7ｃｍほどのイサザ、他にも滋賀県の特産の丁字麩（ちょうじふ）や赤コンニャクなども入れるのが一般的です。
今回は牛肉は国産牛、魚はたらで作りました。
次は「えび豆」
「えび豆」は本来、琵琶湖でとれるスジエビと大豆を一緒に甘辛く煮て作られます。
日常でもよく食べられますが、「えびのように腰が丸くなるまでまめに暮らせますように」との長寿の願いを込めて、お正月などにも食べられています。
今回はスジエビはないので、桜えびの干したもので代用しました。
個人的にはこの「えび豆」が大変甘辛くておいしかったです。お酒のアテにいいかも。
次回は１２月
