こんにちは 泉北藤井病院 栄養科です
ブログにあげるのが遅くなりましたが・・・
8月は新潟県です。
新潟県は「米」「酒」と思われる方が多いかなと思います。
耕地面積が北海道に次ぐ第2位であり、米の生産量は日本一。
砂丘地から山間高冷地までの特色ある気候風土を活かして多種多様な
野菜、果物を生産しています。
米以外では「舞茸」「なめこ」「ひらたけ」の3種類が日本一の生産量で
他の種類のきのこを合わせた全体では全国2位の生産量となります。
今回の献立は「鮭の焼浸し」「ぜんまいの煮物」「煮なます」です。
献立的には普段でも出てくる物もありますが
「鮭の焼浸し」に関してちょっとご紹介したいと思います。
鮭が遡上(そじょう)する三面川(みおもてがわ)が流れる村上市は「鮭のまち」
として知られており、秋になると町中が鮭一色になります。
世界初の鮭の人工増殖に成功した歴史もあります。
「鮭の焼浸し」はそんな村上市で古くから作られていました。
鮭はそのまま焼いて食べると少々脂が足りなかったため、焼いた鮭を酒やみりんなど
合わせた醤油だれに漬け込む工夫がされたと考えられています。
実際に食べてみると、普段パサついていることが多い鮭が、ふっくらしていて
味もマイルドに染み込んで普段の焼いて食べる鮭とはまったく違う感じでした。
これから秋になり秋鮭も出回るかと思いますので、是非一度試してみては
いかがでしょうか?
次回は9月です。お楽しみに