こんにちわ
泉北藤井病院 栄養科です
今月も、患者様のお食事において、ご当地メニューを実施いたしました
3月は石川県です。
献立内容は、
肉寿司(にくずし)
春の治部煮(じぶに)
羊羹(ようかん) です。
石川県といえば「能登牛」ということで、いつものちらし寿司と違った肉寿司を
提供いたしました。
普段から国産牛を使用しておりますが、諸事情で実際には能登牛は使用できておりません(笑)
黄色の粒々は、卵を裏ごししてトッピングしました。
次に、これこそ石川県といえば「治部煮」。
鴨肉に小麦粉をまぶして、すだれ麩、季節の野菜などを煮て作られる煮物で、とろみがあるのが特徴です。
発祥は諸説あり、岡部治部右衛門が朝鮮から伝えた、漂流したロシア人が伝えたなど様々です
「治部煮」という名前の由来も、先程の岡部治部右衛門の治部や、「じぶじぶ煮る」の擬声語に由来しているなど、色々といわれているようです。
現在でも地元での認知度が高く、鴨肉の代わりに鶏肉を使う場合も多いようです。
わさびを上にのせて食べると、さわやかな辛味が感じられます。
羊羹も、石川県のお土産として挙げるられるほどで、中でも金沢の松葉屋「栗蒸しようかん」が有名なようです。
当院では粒あんを使用して羊羹を作り、抹茶を添えました。
患者様にも大変好評で、みなさん甘い物はお好きだなぁと改めて感じました。