こんにちは
泉北藤井病院 栄養科です
新型コロナウイルス感染予防のため、引き続き外来透析患者さまへのお弁当の提供を中止しておりますが、未だ収束の兆しは見えず、なかなか再開の目処がたちません
このような状況下で少しでも患者さまに喜んでいただけるお食事を提供できないかと考え、泉北藤井病院では、月に1回、入院患者様に日本全国のご当地料理のイベント食を実施しております
今回は、そのうちのいくつかをご紹介いたします!
●広島
お好み焼きは、1枚ずつ焼くと香ばしくなり本格的なできあがりになるのですが、人手や時間・衛生面(生焼けはダメ)を考慮すると難しく、調理方法を工夫しました
患者さまには、「入院してからこんなの初めて食べたわ」と大変喜んでいただきました
広島風ではありますが、大阪の皆さまはやはりお好み焼きがお好きなようですね
●徳島
徳島のちらし寿司「かきまぜ」は、食材をかきまぜて作ることから「かきまぜ」と呼ばれるようになったそうです
ちらし寿司には珍しく金時豆などが入っています
「ならえ」も徳島の郷土料理の酢の物ですが、一度炒めて煮てから仕上げるのが特徴です
このほかにも、郷土料理にはそれぞれの家庭にそれぞれの調理方法と味があるようです
●鹿児島
「ミルフィーユとんかつ」は、鹿児島県産の黒豚ではありませんが、しゃぶしゃぶ用のロースを幾重にも重ねて大葉を挟み、とんかつ同様に衣をつけて揚げています
「かるかん」は、主にかるかん粉というお米の粉と長芋で仕上げた、鹿児島や九州のお菓子です
「春野菜のじゃこ浸し」は、春野菜を中心に10種類の食品が入っているので、色とりどりな見た目が好評でした