こんにちは 泉北藤井病院 栄養科です。
8月度 ご当地メニューを実施しました。
8月は沖縄県です。
沖縄県といえば8月~9月にかけて
バスケットのワールドカップが行われました。
野球やサッカー、ラグビーなど他のスポーツに比べ注目度はそれほど高く
なかったと思いますが、連日の日本代表の活躍に熱くなった方も
おられたのではないでしょうか??来年のパリオリンピックも是非
日本一丸となって勝利をもぎとって欲しいと思います。
そんな沖縄から今回の献立は
「沖縄そば風」「ゴーヤチャンプルー」「もずくヒラヤーチー」
「マンゴーとヨーグルトのムース」を作りました。
「沖縄そば」は小麦粉から作られる太めの麺と、豚骨や鰹節からとった濃厚なだしで
仕上げた汁が特徴で、具材は豚の三枚肉の煮たもの、ねぎ、紅ショウガなどが一般的。
今回はスーパーでも売られている中華スープの素(シャン〇ンなど)とかつおだしで
合わせてスープを作りました。
家でも時間がない時は、中華スープの素とだし粉末でも作れるので、それに中華そばを
ゆでて、お好きな具材を乗せると簡単に沖縄そば風が作れます。
一度作ってみてはいかがでしょうか?
「ゴーヤチャンプルー」は、苦味のあるゴーヤを豆腐と卵で炒めて作りました。
ゴーヤは苦味が食欲を刺激し、ビタミンCも多く含むことから夏バテ予防に
ピッタリです。また、生産量でも農林水産省の令和2年の
地域特産野菜地域生産状況調査では、沖縄県は7130tと2位の宮崎県の2600tを
多く上回っています。
「チャンプルー」とは沖縄の方言で「ごちゃまぜ」という意味があり
一般的には島豆腐と季節の野菜の炒め物とされています。
「もずくヒラヤーチー」の「ヒラヤーチー」とは小麦粉を卵と水で溶き、野菜などを
入れて焼いたもので、韓国料理のチヂミに近い感じがあります。
今回は海藻の中でもカリウムが少なく、腎機能が低下している方でカリウム制限が
必要な方にも使いやすい、もずくを使用し作りました。
次回は9月です。