こんにちは 泉北藤井病院 栄養科です。
7月は大分県です。
実は大分県は、ご当地メニューをはじめてから2回目となります。
前回はゆでた卵の白身を赤に染めて、それを白身の魚のすり身で包んで
揚げた「くじゃく」などをご紹介させていただきました。
今回の献立は、鶏天、にら豚、蒸しプリンです。
鶏天は、大分県ではから揚げと同等に食べられるくらいメジャーな食べ物で
天ぷらにポン酢などをつけて食べるのが一般的ですが、今回はすだちを絞って
食べていただく形をとりました。
次に、にら豚
大分県は全国有数のにらの生産地で(2021年度:全国7位)にらがよく使われます。
ちなみに1位は意外だった高知県。全国の約25%前後を占めています。
にら豚といえばどこの家庭でも作られたことはあるかと思いますが、
にら豚は大分県が発祥の料理で、昭和46年に大分県の中華料理店で作られたのが
はじまりと言われています。
次に手作り蒸しプリン
大分県と言えば別府。そこで有名なのが温泉の蒸気で蒸した蒸しプリンです。
別名地獄蒸しプリンとも言われています。温泉の蒸気を1か所に集めて
調理する釜を地獄釜と言うことから、地獄蒸しプリンと呼ばれるようになりました。
個人的には一番この手作り蒸しプリンがおいしかったです。
そのままの形だと食べにくい方には、別メニューとして
1品だけになりますが、大分県で有名な団子汁をソフト食で作りました。
ソフト食は材料ごとにゼリー状に固めるので素材の味がしっかりし
見た目にも素材に近い形が表現できるのが特徴です。
通常は小麦粉を団子状にしてきしめんのように伸ばしたものを使用しますが
うどんを用いて団子の様に表現してみました。
次は8月。次回もお楽しみに。