こんにちは 泉北藤井病院 栄養科です
7月度ご当地メニューを実施しました。
7月は山口県です。
今回の献立は
「はもの湯引き」「チシャなます」「けんちょう」「夏ミカン(オレンジ)羊羹」です
この中で「はもの湯引き」と「チシャなます」についてご紹介します。
まずは「はもの湯引き」
山口県の瀬戸内海沿岸は全国でも有数のはもの産地で、山口県の町並が室町時代から
「西の京」と呼ばれてきたことにちなんで「西京はも」とよばれています。
天神祭や祇園祭など関西の夏祭りには欠かせない存在として、今も関西を中心に
出荷されており、また、骨切という特殊な調理方法からカルシウムも豊富に含まれて
います。
今回は山口県産ではありませんが、国産の生のはもを仕入れ湯引きしました。
はもを捌いたときにでる骨などから出汁をとり、柚子などを加えたところに、湯引き
したはもを入れ、少し置くなどひと手間加えてから湯引きとして提供しました。
普段使っている冷凍のはもとは違い、臭みもなく、身もふっくらとして
さっぱりですがおいしかったです。
次に「チシャなます」
山口県下関(しものせき)の伝統野菜として有名な「かきちしゃ」
縮れた葉野菜で、程よい苦味があるのが特徴です。
見た目はサニーレタスに近い感じです。
*画像引用:農林水産省 うちの郷土料理
(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/43_1_yamaguchi.html)
家庭料理として一般的に作られているこの「チシャなます」
今回は麦みそに砂糖、酢としらすを加えなますに仕上げました。
次は8月 お楽しみに