こんにちは。高石藤井病院 医療安全委員会です。
このたび―
私たちの医療安全の取り組みが、全国学会で発表されることになりました！
その舞台は、北海道・札幌！
2025年10月に開催される「第66回 全日本病院学会in北海道」で、
私たちの活動を全国の医療関係者に紹介してきます。
国際的視点から見つめ直した“インシデント報告”
今回の発表では、当院で日々蓄積されるインシデント報告を対象に、
世界保健機関（WHO）が公表した技術報告書
『Patient Safety Incident Reporting and Learning Systems（2020）』に基づいて分析を行いました。
つまり、世界基準で自分たちの安全文化を見つめ直したというわけです。
この分析を通じて見えてきたのは、
ただの「事例の集計」ではなく、そこから導かれる学びの仕組みづくり、
そして、仕組みで防ぐ医療安全のあり方です。
札幌で伝えたいこと
私たちが札幌で伝えたいのは、たった一つ。
「インシデント報告」はゴールではなく、スタート。
そして、「安全」は努力ではなく、「仕組み」でつくるもの。
インシデント報告は「誰かの失敗」ではなく、
「明日の安全をつくるヒントの宝庫」なのです。
北の大地で、未来の医療へ
発表の地・札幌は、秋の澄んだ空気と学びに満ちた素晴らしい都市です。
私たちは、そこで出会う全国の医療人とともに、
より良い医療の未来に向けて一歩を踏み出してきます。
今後も、*報告しやすい職場”と“学び続ける組織”をめざして、
高石藤井病院は医療安全のアップデートを続けていきます！
どうぞご期待ください。
