こんにちは。介護技能実習生担当の者です。
今年9月に当法人が受け入れた1期生のベトナム人技能実習生2名(チさん・ビンさん)は実習期間3年間を過ごしました。今日、私たちはその実習生達にさようならと言い出さなければなりませんが、ぐーんと伸びてきた彼女たちの姿を見たら、目から涙があふれそうになりました。チさんとビンさんが国際交流の良い印象や異文化の面白さを与えてくれました。
2019年9月、3年前、当法人が初めて政府の外国人技能実習生のプログラムに参加しました。それはベトナム国をはじめ、発展途上の若い国に介護技能を移転する制度であり、国際友好を促進しながら、日本の高齢者介護業の人手不足の解決の一つの方法だと考えられています。彼女たちに直接指導した立場を持つ私たちは、故郷から離れて心細いこと、気候になれなかったこと、言語の壁で困る等で彼女たちが泣いてしまった姿を見て、戸惑ってしまいました。そのため、異文化の中で働くうえで、マナーの違いを受け入れながら実習生に親しく付き合えるように、分かりやすく技能が伝えられるように工夫して距離を縮めていきました。そして、今3年後、彼女は初めて私たちが作ってあげたおにぎりの味というささやかな出来事までも覚えてくれていました。仕事の中にも彼女たち自身の努力に本当にびっくりしました。
お世話になった看護部長にお礼を言います。
チさんはうまく日本語で発表されました。浴衣がとても似合います。
杉岡師長とチさん
山尾師長と嵯峨根師長と記念写真を撮りました。
一般病棟の平野師長との写真
ビンさんは1年半前に別の施設へ異動しましたが、患者さんが彼女の名前を覚えてくださっています。「ビンちゃん、頑張りや~」と何度も励まして頂きました。
たくさん思い出を下さった先輩たちやリーダーとの写真
今日のお別れは最後のお別れではなく、いつか再会できるでしょう。今後から実習生は自分自身の夢や目標を実現するため歩を進めます。きっと彼女たちには明るい未来が待っていると信じています。