こんにちは。人事課 ベトナム人技能実習担当です。
2月22日~24日の三日間に新介護技能実習生を迎えるために高石藤井病院の師長と私が二人でベトナムへ現地面接に行ってきました。
この2月、日本はまだ寒い空気に包まれていますが、ベトナムのハノイ首都は暑くて、半袖でも過ごせそうな感じでした。しかし、飛行機から降りて行った瞬間に温度の差で少しバテました。去年7月に一度ハノイに帰ってきましたが、今回はまた違う印象を抱きました。ハノイ首都は日々変わって行き、若者が活発な行動をしており、経済発展のスピードを肌で感じました。
今回8名の技能実習生候補者は、ベトナム全地域の人たちで、ハノイで集まって頂き、当法人の面接に参加されました。
実習生という事を聞くと、皆さんは若くて、研修に来られる人々だと思われるかもしれませんが、それに限らずに、お子さんがおられる実習生もいます。そのことで私はベトナム人実習生をより尊敬します。幼いお子さんを母国に残して、少なくとも3年間離れて、遠い国で実習します。お金を稼ぎ、子どもの将来のためのことで日々の目標になるその女性たちにだんだん関心を持つようになりました。
実習生候補者は日本で働くために、技能の知識だけではなく、日本語も学習しなければなりません。日本へ働きに行くと決めた時点から技能学習センターに入校し、勉強をしはじめます。

受入企業に選定されてから、母国で引き続き6か月~8か月で日本語と技能を学びます。

日本に来たことが無く、教科書やテレビしか日本の事を分かりませんでしたので、今回の面接のきっかけで、実習生候補たちは有意義な時間を過ごせることになりました。短い時間でしたが、私たちにとっても、楽しい交流会の雰囲気を味わいました。


やっと面接の本番になりました。4時間の間に沢山質問をさせてもらいました。一人一人は違う性格を持ち、家族構成の状況や学歴がそれぞれですが、だれもが積極的に、素直に返答してくれました。候補者たちの日本へ働きに行く熱意には本当に感動しました。

予定としては、今年の年末に実習生候補者を4名迎えるようになり、楽しみにしています。やる気満々の外国人職員が日本人のスタッフと一緒に地域の皆様に寄り添い、支えて行くという医療機関のイメージが作って行けたら良いなと思います。
