こんにちは 泉北藤井病院 栄養科です
4月度 ご当地メニューを実施しました。
4月は神奈川県です。
献立内容は、「よこすか海軍カレー」「けんちん煮」「しらす和え」です。
まずは「よこすか海軍カレー」
神奈川県横須賀市(よこすかし)で街おこしの一貫として1999年に誕生しました。
基本の材料や作り方は一般的なカレーと変わりないですが、地元の認定店では
海軍の献立にならい、よこすか海軍カレーにサラダと牛乳をセットにして提供するのが
ルールとされています。
当院の調理師の一人も実は元海上自衛隊の経歴を持つ者が勤務していますが
カレーは曜日感覚を保つために、毎週決められた曜日に提供されていたそうです。
次に「けんちん煮」
大根やにんじんなどの野菜を油で炒めてから煮込む料理で
鎌倉の建長寺(けんちょうじ)で作られていた建長汁(けんちょうじる)がいつしか
けんちん汁と言われるようになったという説があります。
今回は汁ではありませんが、透析患者様に配慮して煮物として提供させて頂きました。
次に「しらす和え」
神奈川県湘南地区ではしらす漁が有名です。
漁場となるのは神奈川県南部に広がる相模湾(さがみわん)で、沿岸近くに
しらすの漁場が形成される為、水揚げまでがスピーディーで鮮度が非常に良い状態で
できるのが特徴。また、しらすはほぼ通年獲れますが、イワシ類の産卵がピークとなる
春と秋がしらすの最盛期となり、小ぶりながらぷりぷりとした春しらす
脂ののった秋しらすとも呼ばれています。
また来月もご当地イベント食の実施と報告をさせていただきたいと思います。