こんにちは 泉北藤井病院 栄養科です
10月度 ご当地メニューを実施しました
10月は青森県です
今回の献立は「カニ身の炊き込みご飯」「帆立の味噌焼き」「ねりこみ」「煮あえっこ」です。
この中で「帆立の味噌焼き」と「ねりこみ」についてご紹介します。
まずは「帆立の味噌焼き」
青森県といえば帆立。帆立の生産量は北海道に次ぐ2位で、青森県で生産される
帆立の99%が陸奥湾(むつわん)でとれる養殖帆立です。
養殖帆立の生産量だけでいくと北海道を超えて全国1位をほこります。
今回のメインはその帆立を田楽風の味噌を塗って焼きあげました。
帆立のうま味と田楽風の味噌がマッチしてとてもおいしい1品に仕上がり
患者様もおいしいと一番人気でした。
次に「ねりこみ」
「ねりこみ」は津軽地方で食べられる料理で、精進料理が発祥のルーツと言われています。
野菜の煮物に葛を加え、練りこむようにして作ることからこの名がつけられました。
砂糖をたくさん使い、甘く仕上げるのが特徴で、正月や冠婚葬祭の時などに出されていました。
基本的には季節の野菜にコンニャクを入れて、寒い地方ということから片栗などで冷めにくいようにとろみをつけたと言われています。
次回は11月